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平成 4年第 6回12月定例会−12月08日-01号
平成 4年第 6回12月定例会−12月08日-目次

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  1. 広島市議会 1992-12-08
    平成 4年第 6回12月定例会−12月08日-01号


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    最終取得日: 2022-12-05
    平成 4年第 6回12月定例会−12月08日-01号平成 4年第 6回12月定例会        平成4年第6回広島市議会定例会会議録(第1号)            広 島 市 議 会 議 事 日 程                            平成4年12月8日                            午前10時開議                日    程  第1 会期決定について  第2 報告第13号 専決処分報告について           (損害賠償額の決定)     報告第14号 専決処分報告について           (工事請負変更契約締結)  第3 検査報告第65号 平成4年7月分例月出納検査     検査報告第72号 平成4年8月分例月出納検査     検査報告第79号 平成4年9月分例月出納検査  第4 平成3年度広島水道事業決算     平成3年度広島下水道事業決算     (以上 上下水道委員長報告
        平成3年度広島社会保険広島市民病院事業決算     平成3年度広島広島市立安佐市民病院事業決算     (以上 厚生委員長報告)  第5 平成3年度広島市各会計歳入歳出決算     (自第1号〜至第17号)     (決算特別委員長報告)  第6 国際交流推進対策特別委員会中間報告について     (国際交流推進対策特別委員長報告)  第7 第140号議案 平成4年度広島一般会計補正予算(第4号)     第141号議案 平成4年度広島交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号)     第142号議案 平成4年度広島競輪事業特別会計補正予算(第1号)     第143号議案 平成4年度広島開発事業特別会計補正予算(第1号)     第144号議案 広島白木日詰地区等土地改良事業評価委員会等設置条例の制定について     第145号議案 広島市の休日を定める条例及び職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部改正について     第146号議案 広島保育園条例の一部改正について     第147号議案 広島心身障害者福祉センター条例の一部改正について    第148号議案 広島市営住宅条例の一部改正について     第149号議案 広島市立看護専門学校条例の一部改正について     第150号議案 広島水道事業設置等に関する条例の一部改正について     第151号議案 町の区域の変更等について     第152号議案 新たに生じた土地の確認及び当該土地を町の区域に編入することについて     第153号議案 字の区域の変更について     第154号議案 土地改良事業計画の概要を定めることについて     第155号議案 区域外設置に係る公の施設の廃止の協議について     第156号議案 廿日市市の公の施設の利用に関する協議について     第157号議案 市道の路線の廃止について     第158号議案 市道の路線の認定について     第159号議案 財産の取得について            (佐伯スポーツ広場仮称整備事業用地)     第160号議案 契約締結について            (広島平和記念館展示施設製作)     第161号議案 契約締結について            (安佐飯室住宅仮称新築工事)     第162号議案 契約締結について            (三入住宅仮称新築工事)     第163号議案 契約締結について            (江波沖住宅仮称)第2期1工区新築工事)     第164号議案 契約締結について            (江波沖住宅仮称)第2期2工区新築工事)     第165号議案 契約締結について            (江波沖住宅仮称)第2期3工区新築工事)     第166号議案 契約締結について            (広島西新天地公共広場地下駐車場仮称)及び広島西新天地公共広場地下自転車等駐車場仮称新築工事)     第167号議案 契約締結について            (広島市大手町第一公園地下自転車等駐車場仮称新築工事)     第168号議案 契約締結について            (広島交通科学館仮称)新築その他工事(第3期))    第169号議案 契約締結について            (広島交通科学館仮称新築電気設備工事)     第170号議案 契約締結について            (広島交通科学館仮称新築空気調和設備工事)     第171号議案 契約締結について            (広島交通科学館仮称展示施設製作)     第172号議案 変更契約締結について            (広島城跡内堀浚渫その他工事)     第173号議案 平成4年度広島一般会計補正予算(第5号)     第174号議案 平成4年度広島国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)     第175号議案 平成4年度広島開発事業特別会計補正予算(第2号)    第176号議案 平成4年度広島水道事業会計補正予算(第2号)     第177号議案 平成4年度広島下水道事業会計補正予算(第3号)     第178号議案 平成4年度広島社会保険広島市民病院事業会計補正予算(第1号)     第179号議案 一般職の職員の給与に関する条例及び企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について  ─────────────────────────────────            会 議 に 付 し た 事 件 等  開会宣告(終了)  開議宣告(終了)  会議録署名者の指名(終了)  諸般の報告(終了)  日程に入る旨の宣告(終了)  日程第1 会期決定について       (12月8日から18日までの11日間と決定)  日程第2 報告第13号 専決処分報告について       (損害賠償額の決定)       報告第14号 専決処分報告について       (工事請負変更契約締結)       (終了)  日程第3 検査報告第65号 平成4年7月分例月出納検査       検査報告第72号 平成4年8月分例月出納検査       検査報告第79号 平成4年9月分例月出納検査       (終了)  日程第4 平成3年度広島水道事業決算       平成3年度広島下水道事業決算       (以上 上下水道委員長報告)       平成3年度広島社会保険広島市民病院事業決算       平成3年度広島広島市立安佐市民病院事業決算       (以上 厚生委員長報告)       (委員会報告どおり認定)  日程第5 平成3年度広島市各会計歳入歳出決算       (自第1号〜至第17号)       (決算特別委員長報告)       (委員会報告どおり認定)  日程第6 国際交流推進対策特別委員会中間報告について       (国際交流推進対策特別委員長報告)       (終了)  日程第7 自第140号議案 平成4年度広島一般会計補正予算(第4号)       至第179号議案 一般職の職員の給与に関する条例及び企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について       (市長説明)  休会について(12月9日,10日を休会と決定)  次会の開議通知(12月11日午前10時開議を宣告)  散会宣告(終了)  ─────────────────────────────────              出 席 議 員 氏 名   1番  谷 川 正 徳 君     2番  松 平 幹 男 君
      3番  原   敏 起 君     4番  酒 入 忠 昭 君   5番  土 井 哲 男 君     6番  佐々木 壽 吉 君   7番  金 子 和 彦 君     8番  中 原 好 治 君   9番  木 山 徳 和 君     10番  大 野 芳 博 君   11番  井 口   聰 君     12番  加 藤 万 蔵 君   13番  田 尾 健 一 君     14番  上 岡   勲 君   15番  皆 川 恵 史 君     16番  福 島 和 宏 君   17番  中 山 忠 幸 君     18番  多 田 敏 治 君   19番  仲 津 幸 男 君     20番  平 野 博 昭 君   21番  藤 田 博 之 君     22番  浅 尾 宰 正 君   23番  児 玉 光 禎 君     24番  宗 像 俊 昭 君   25番  碓 井 法 明 君     26番  下向井   敏 君   27番  藤 川   武 君     28番  坂 根 喜三郎 君   29番  都志見 信 夫 君     30番  石 川 武 彦 君   31番  戸 田   満 君     32番  鶴 見 和 夫 君   33番  松 井 邦 雄 君     34番  種 清 和 夫 君   35番  前 本 一 美 君     36番  木 島   丘 君   37番  神 明 政 三 君     38番  熊 本 良 作 君   39番  伊 藤 稲 造 君     40番  月 村 俊 雄 君   41番  村 岡 節 吾 君     42番  松 浦 弘 典 君   43番  牧 里 重 喜 君     44番  鈩 谷 君 子 君   45番  中 本 康 雄 君     46番  前   恵 介 君   47番  桜 井 康 民 君     48番  大勢登 康 憲 君   49番  兼 桝 栄 二 君     50番  中 本   弘 君   51番  元 田   猛 君     52番  山 口 氏 康 君   53番  山 科 美 里 君     54番  増 田 正 昭 君   55番  海 徳   貢 君     56番  今 田   智 君   58番  井 上   貞 君     59番  山 本   誠 君   61番  宮 本 正 夫 君     62番  瀬 川 吉 郎 君   63番  柳 坪   進 君     64番  明 星 正 明 君  ─────────────────────────────────              欠 席 議 員 氏 名               な     し  ─────────────────────────────────        職務のため議場に出席した事務局職員職氏名 事 務 局 長 下 村 重 圓 君  事務局次長議事課長事務取扱                             河 野 康 文 君 議 事 係 長 浜 中 典 明 君  議 事 課主査 宗 像 良 和 君 外 関 係職員  ─────────────────────────────────            説明のため出席した者の職氏名 市    長 平 岡   敬 君  助    役 福 島 隆 義 君 助    役 鍋 岡 聖 剛 君  助    役 山 野   宏 君 収  入  役 佐々木 眞 二 君  市 長 室 長 浜 井 澄 人 君 企画調整局長 白 崎 徹 也 君  総 務 局 長 堀 部 尚 雄 君 財 政 局 長 石 橋 正 行 君  民 生 局 長 若 狭 武 治 君 衛 生 局 長 上 田 博 三 君  環境事業局長 山 岡 俊 英 君 経 済 局 長 樋 渡 敬 宇 君  都市整備局長 加 藤 英 海 君 建 設 局 長 横 山 良 三 君  開 発 局 長 佐々木   進 君 下 水 道局長 赤 司 義 臣 君  消 防 局 長 宗 像 正 道 君 水 道 局 長 山 根 龍 春 君  広島市民病院事務局長                          中 岡 隆 志 君 安佐市民病院事務部長        財 政 課 長 横 田 真 二 君        川 岡 稔 和 君 教育委員会委員長          教  育  長 池 田 正 彦 君        藤 井   尚 君 選挙管理委員会事務局長       人事委員会事務局長        長谷川 順 通 君         久保田 浩 二 君 代表監査委員 石 川 伯 廣 君  ─────────────────────────────────              午前10時12分開会              出席議員  55名              欠席議員  7名 ○議長中本弘君) おはようございます。出席議員55名であります。  ─────────────────────────────────            開   会   宣   告  ───────────────────────────────── ○議長中本弘君) ただいまより平成4年第6回広島市議会定例会を開会いたします。  ─────────────────────────────────            開   議   宣   告  ───────────────────────────────── ○議長中本弘君) これより本日の会議を開きます。  ─────────────────────────────────            会 議 録 署 名 者 の 指 名  ───────────────────────────────── ○議長中本弘君) 本日の会議録署名者として             14番 上 岡   勲 君             36番 木 島   丘 君 を御指名いたします。  ─────────────────────────────────            諸  般  の  報  告  ───────────────────────────────── ○議長中本弘君) この際,諸般の報告がありますので,事務局長に朗読させます。 ◎事務局長(下村重圓君) (朗 読)   報告事項  1 閉会中の継続審査に付しておりました平成3年度の広島水道事業決算広島下水道事業決算広島社会保険広島市民病院事業決算広島広島市立安佐市民病院事業決算及び広島市各会計歳入歳出決算第1号ないし第17号について,上下水道・厚生両委員長及び決算特別委員長より,それぞれ審査報告書が提出されました。  1 今定例会に市長より提出された案件は,第145号議案ないし179号議案並びに報告第13号及び第14号の42件であります。  1 検査報告第65号,第72号及び第79号を受理いたしました。  1 地方公務員法第5条第2項の規定に基づき,第145号議案及び第179号議案中,関係部分について,人事委員会の意見を求めたところ,お手元に配付した文書のとおり回答がありました。  1 市長より,人権擁護委員候補者の推薦に関する諮問1件を受理いたしました。  1 受理した請願,陳情は,お手元に配付した請願・陳情受理報告書のとおりであります。                                以 上。  ─────────────────────────────────            日 程 に 入 る 旨 の 宣 告  ───────────────────────────────── ○議長中本弘君) これより日程に入ります。  ───────────────────────────────── △日程第1 会期決定について  ───────────────────────────────── ○議長中本弘君) 日程第1,会期決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。
     今期定例会の会期は,本日から18日までの11日間にいたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中本弘君) 異議なしと認めます。よって会期は11日間と決定いたしました。  ───────────────────────────────── △日程第2 報告第13号 専決処分報告について             (損害賠償額の決定)       報告第14号 専決処分報告について             (工事請負変更契約締結)  ───────────────────────────────── ○議長中本弘君) 次は,日程第2,報告第13号及び第14号を一括上程いたします。  本件について御質疑はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中本弘君) 御発言がなければ,本件は,これをもって終わります。  ───────────────────────────────── △日程第3 検査報告第65号 平成4年7月分例月出納検査       検査報告第72号 平成4年8月分例月出納検査       検査報告第79号 平成4年9月分例月出納検査  ───────────────────────────────── ○議長中本弘君) 次は,日程第3,検査報告第65号,第72号及び第79号を一括上程いたします。  本件について御質疑はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中本弘君) 御発言がなければ,本件は,これをもって終わります。  ───────────────────────────────── △日程第4 平成3年度広島水道事業決算       平成3年度広島下水道事業決算       (以上 上下水道委員長報告)       平成3年度広島社会保険広島市民病院事業決算       平成3年度広島広島市立安佐市民病院事業決算       (以上 厚生委員長報告)  ───────────────────────────────── ○議長中本弘君) 次は,日程第4,平成3年度広島水道事業決算を初め,企業決算4件を一括議題にいたします。  本件に対する上下水道,厚生両委員会の審査の結果は,お手元に配付いたしました審査報告書写しのとおりでありますので,委員長報告は省略いたします。  これより討論に入ります。  発言通告者に発言を許します。15番皆川恵史君。           〔15番皆川恵史君登壇〕 ◆15番(皆川恵史君) 日本共産党市会議員団を代表して,病院事業及び上下水道事業決算に対して討論いたします。  まず,病院事業ですが,残念ながら病院会計においても,差額室料診断書料等消費税が上乗せされており,消費税反対の立場から,この決算を認定するわけにはいきません。  両病院とも2年続きの赤字決算となっており,累積赤字市民病院で13億円,安佐市民病院で24億円,合計37億円となり,前年度の約4倍に膨れ上がっています。  赤字原因の第1は,国の貧しい医療制度,とりわけ適正な診療報酬となっていないこと。  第2は,両病院ともこれまで増改築事業に伴う大きな設備投資が行われて,その償還金が財政を大きく圧迫していること。  第3は,それにもかかわらず,一般会計からの法に基づく繰り入れが適正に行われておらず,他都市の半分以下という状況が長年続いてきたことなどにあることが,厚生委員会での審査を通じて明らかとなりました。  今後,赤字はさらに増大することが予想される中で,もはや病院経営努力だけでは,健全な財政がとても期待できない深刻なところに直面しております。  政令市で最も少ない病院事業への一般会計繰り入れを大幅にふやすことを強く求めておきます。  次に,上下水道決算ですが,両会計とも料金に消費税を上乗せして,市民生活にしわ寄せをしており認定できません。  下水道事業については,一般会計繰り入れをもっとふやして普及率を伸ばすこと,使用料減免制度の対象を大幅に広げることを求めます。  水道事業については,せめて下水道料金並み減免制度を早急に行うことは,現在の不況対策としても極めて求められているものです。  以上で討論を終わります。 ○議長中本弘君) 以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本件は,いずれも委員会報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長中本弘君) 起立多数であります。  よって本件は,いずれも委員会報告どおり認定することに決しました。  ───────────────────────────────── △日程第5 平成3年度広島市各会計歳入歳出決算       (自第1号〜至第17号)       (決算特別委員長報告)  ───────────────────────────────── ○議長中本弘君) 次は,日程第5,平成3年度広島市各会計歳入歳出決算第1号ないし17号を一括議題にいたします。  決算特別委員長報告を求めます。神明政三君。           〔37番神明政三君登壇〕 ◎37番(神明政三君) おはようございます。上程中の平成3年度広島市各会計歳入歳出決算について,決算特別委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  御承知のとおり,平成3年度の我が国の経済は,堅調な個人消費と根強い民間設備投資などにより好調に推移してきたところでありますが,バブル経済崩壊等により陰りが見られ,景気は拡大から減速傾向に入りました。  この景気の減速に伴い,国においては税収入が前年度を下回り,地方においてもその伸びが鈍化し,また累積した多額の借入金残高を抱えているなど,引き続き厳しい財政環境にあったところであります。  このような厳しい状況の中で,平成3年度は,国際化情報化技術革新高齢化の進展,市民の価値観多様化といった新しい時代の潮流に対応した施策,また,アジア競技大会競技施設関連公共施設の整備,西部丘陵都市の建設,道路,交通,下水道等都市基盤の整備など,来るべき21世紀に向け,積極的な取り組みが行われたところであります。  すなわち,一般会計において,対前年度当初比9.2%増という積極的な予算編成が行われ,諸施策が展開されたところであります。  その結果,当年度決算は,歳入総額6,562億8,570万円,歳出総額6,471億5,698万円となり,歳入総額において,対前年度比7.5%と歳出総額においては,対前年度比7.3%という増加を見たところであります。  また,翌年度への繰越財源を控除した実質収支は,一般会計で19億4,123万円,全会計では48億5,917万円の黒字となっております。  このような決算を踏まえ,本委員会としては,11月11日の全体会議を皮切りに,20日間にわたり慎重に取り組んだところであります。  さきに申し上げましたとおり,財政環境は景気の調整度合いの強まりとともに一段と厳しくなる一方で,都市基盤の整備など,市民ニーズはますます増大・多様化していく傾向にあります。  こうした状況に対処し,健全な財政運営を維持するためには,財源の確保に努め,その重点的配分経費支出効率化に徹することが肝要であります。  こうした観点から,当年度財政状況を見るに,一応の健全性を保っていると認められるものの,公債費比率は昨年度に引き続き,対前年度比0.8ポイント上回り,また,自主財源の大部分を成す市税及び国民健康保険料収納率が前年度を下回り,収入未済額も増加している状況であります。  今後においては,自主財源安定的確保を図るため,口座振替制度の積極的な活用,収納体制の強化などを行い,市税,国民健康保険料,住宅使用料,保育料等の収納率の向上に努めるとともに,事業の計画的かつ適正な執行管理を行い,中長期的展望に立った健全な財政運営を図られるよう,特に要望しておきます。  以下,委員会審査を通じ,委員各位から述べられた要望事項の主なものについて御報告申し上げます。 1 被爆建物等については,被爆の実相を伝える歴史的財産を後世に継承していくため,引き続きその保存について努力するとともに,国に対しても積極的な働きかけを行うこと。 1 各種審議会等委員の選任に当たっては,引き続き重複選任の解消に意を用いるとともに,女性の登用に一段と努力すること。 1 広島市交通災害共済事業については,加入者の増加を図るための対策を講ずること。 1 市民相談については,社会の複雑・多様化に対応するため,法律相談の拡充等について検討すること。 1 職員の健康管理については,超過勤務の削減,年次休暇の有効活用等を図るなど一層努力をすること。  また,職員の国際貢献活動,社会奉仕活動については,参加しやすい職場環境づくりに努めること。 1 学校教育については,関係諸法令等に基づき,適正な学校運営が行われるよう指導監督に努めること。  また,業者テストへの過度の偏重を改め,偏差値教育の是正に努めるとともに,登校拒否(不登校)児童生徒に対する適切な指導が行えるよう,教育諸条件の整備,施設の充実に努めること。  また,定数内臨時採用教員,嘱託,講師などの待遇改善に努力するとともに,学校施設の維持補修についても万全を期すこと。 1 広島大学本部キャンパス跡地への法・経二部の存続については,引き続き努力するとともに,放送大学等を含む生涯学習の拠点施設の設置についても積極的な働きかけを行うこと。 1 消費者行政については,悪徳商法に対する消費者保護対策の拡充を図るとともに,消費者物価対策についても,関係機関等との連携を図り,市民生活の安定に努力すること。 1 中小企業の融資対策については,経済動向に適合した融資条件となるよう意を用いること。 1 観光対策については,魅力ある観光資源の開発に努めるなど,観光客の増加に向けて努力すること。 1 ごみ処理については,地球環境の保全を図る上から,ごみの資源化,再利用に一段と意を用い,ごみ処理対策の充実強化に努めること。 1 障害者対策については,施策の充実強化に一層努めるとともに,中途脳障害者への福祉制度の創設に向けて国へ働きかけること。  また,難病者に対する市の手当支給の創設等について検討を行うこと。  さらに,福祉環境の整備促進を図るため,福祉のまちづくり環境整備要綱適用前の市の建築物について,要綱に沿った整備に努めること。 1 保育事業については,時代の需要動向に適応した保育園の受入体制の整備に努めるとともに,保母の適正配置や給食の充実について一層意を用いること。 1 乳幼児医療費補助制度については,乳幼児の健全な発育を図るため,その拡充に一層の意を用いること。 1 主要幹線道路を初めとする道路網の整備に当たっては,慢性化している交通渋滞を緩和するため,なお一層整備・改良に努力すること。  とりわけ都市計画決定されたままになっている道路については,その早期着工に一段と努力すること。  また,未登記道路の解消,里道の整備,防犯灯の計画的設置等に積極的に取り組むこと。 1 都市化の著しい地域の農業用水路,小河川については,積極的な整備促進,維持管理に努め,安全で快適な生活環境の確保に意を用いること。 1 自転車等の放置防止対策については,駐車場の確保に努めるとともに,市民への啓発活動の強化,指導員の配置などに積極的に取り組むこと。 1 都市づくりを進めていく上で重要な機能を果たす地区の再開発事業については,地元及び関係機関との協議・調整を図り,早期の事業化・完成に努力すること。 1 市営住宅の整備については,高齢者・障害者向け住宅等を計画的に確保するなど,市民のニーズに対応した住宅の供給に努めること。
     また,市営の住宅・店舗の実態を的確に把握し,適正な管理に努めること。  ただいま申し述べました要望事項のほか,委員会審査を通じ,委員各位から披瀝された貴重な指摘並びに要望,意見等についても,今後の行政執行に当たって十二分に反映していただくよう強く要望しておきます。  以上の要望,意見を含め,討論,採決を行った結果,平成3年度広島市各会計歳入歳出決算は,いずれも賛成多数をもって認定すべきものと決定いたしました。  最後に,各位の御賛同をお願い申し上げ,委員長報告を終わります。  御清聴どうもありがとうございました。 ○議長中本弘君) これより討論に入ります。  発言通告者に順次発言を許します。45番中本康雄君。           〔45番中本康雄君登壇〕 ◆45番(中本康雄君) 日本共産党市議団を代表して,平成3年度決算について討論いたします。  決算第1号,第8号,第10号,第11号,第12号,第15号,第16号の認定に反対。第2号に条件つき賛成。他の9議案については,認定に賛成であります。  決算第1号,一般会計決算でありますが,この10年間広島市は政府主導の臨調行革路線に追随して,地方交付税の削減,補助金カットのもとに,年々職員定数削減,福祉・教育予算カットを行い,880億円に上る莫大な大企業向け基金積立金を蓄積しました。  平成3年度は,この路線を踏襲し,交付税削減,福祉教育の補助金カットの恒久化のもとに,消費税の公共料金への全面転嫁,固定資産税,国民健康保険料使用料,手数料など公共料金の引き上げによって市民負担を拡大する一方で,蓄積された基金総額においてはほとんど変動を見せず,専ら市民生活への配慮を後景に退け,日米構造協議に基づく公共事業の拡大の線に沿ったアジア競技大会と中四国の中枢都市づくりに重点を集中した予算執行がされました。  これは決算額構成比の中で,民生費が史上最低の13.2%,土木費が史上最高の35.8%になっているところに示されているところであります。  以上のもとで,市債残高は4,082億円,経常収支比率は4.2ポイント増の71.4%,公債費比率は0.8ポイント増の15.1%に達し,起債制限比率も11.8%となって,審査意見書においても将来の財政負担等を考慮して,今後とも中長期的な財政展望のもとに,より健全な財政運営に努められたいと指摘されているところであります。  今日,バブル経済が崩壊し,景気が停滞し,財政をめぐる環境,市民生活がより一層厳しくなっている中で,市民への施策の財源配分を消費購買力向上に振り向けること。巨大プロジェクト事業の大幅な見直しが強く求められてきております。安易な政府への追随で,これらの状況をつくり出した平成3年度の予算執行,決算は認めることはできません。よって反対するものであります。  第8号,西部丘陵都市特別会計,第16号,開発事業特別会計につきましては,新交通の整備など必要なものは認めますが,この事業そのものの中に自然環境破壊への配慮が著しく欠けたものがあり,反対するものであります。  第15号,老人保健特別会計につきましては,従来から述べておりますように,一部負担金の増額など,老人医療費無料化制度の形骸化に反対するという立場から反対するものであります。  第11号,国民健康保険事業特別会計につきましては,保険料の引き上げは市民の負担を耐えがたいものにまでしており,一般会計繰り入れをもっと行うべきであります。  市長の公約でありながら,一般会計からの繰り入れは,政令指定都市の最低水準にあります。より一層の改善を求める立場から反対するものであります。  第12号,競輪事業特別会計は,従来どおりギャンブル反対の立場から反対するものであります。  第15号議案,有料道路事業特別会計につきましては,利用台数が増加はしてきているとはいえ,いまだに莫大な一般会計からの繰り入れを行っております。  経済効率を上げる上でも無料化すべきであります。  以上の点により以上の議案に反対するものであります。  なお,第2号議案,住宅資金貸付特別会計につきましては,依然として滞納繰越分の償還率は悪く,むしろ悪化しております。抵当権の設定,係員を配置をしての努力は評価しますが,いま一層の努力を求めておきます。  以上のものを除く他の9決算については,賛成の意を表明して討論を終わります。 ○議長中本弘君) 52番山口氏康君。           〔52番山口氏康君登壇〕 ◆52番(山口氏康君) 平成3年度の決算第1号,第2号,6号,8号,11号,13号,16号に反対します。  反対理由ですが,当初,財政運営の基本をどうお考えになるのかというふうにただしたのですが,どうもそういう意識がないようでありますので,一般会計が,先ほど神明委員長から話がありましたが,収支から見て57億の黒字のように見えるんでありますが,実際は425億の,これは赤字であります。  また,人件費も市民税の収入の90%になっております。また,物件費も固定資産税の収入の70%であります。  市民税の総額2,020億円は,義務的経費で消えてしまうという財政事情であります。建設事業費の2,000億円では,466億の借入金が入っとるわけでありますから,2,000億の仕事をしたように見えて,実は466億の赤字ができるわけであります。  こういう仕組みの繰り返しの結果は,現在地方債の総額が4,391億円の借金になっております。こういう財政運営は,やがて財政の硬直化を進め,福祉の打ち切り,人減らし,そういう方法しかなくなるだろうというふうに思うんです。  そういう点をいろいろただしたんですけど,全く問題意識がありません。  一例を言いますけど,昭和47年,20年前の決算と比較してみますと,当時の税収は,市税が200億でありまして,地方債の集計は143億でありますから市税に対して70%であります。  ところが,現在は200億は2,000億になっとるわけでありますが,借入金の総額は4,391億でありまして,2倍以上になっておるわけであります。当時のと比較してみて,税収は10倍に伸び,借金は30倍になっておるということであります。  また,公債費でありますが,借金の返済額は7億9,000でありまして,当時の市税の割合から見て4%であります。  今日の状態は387億でありますから,昭和47年と比較してみて48倍の伸びであります。人件費が非常に高くなっておると,あるいは税収の割合が高いと言いましたが,人件費の割合を調べてみましたら,当時が200億に対して100億であります。現在は2,000億に対して900億でありますから,人件費だけは着実に抑えておられるということが見受けられます。この倍率が9倍であります。  こういうふうにして見ますと,20年前,山田市長が5期目の状態で,浜井市政を引き継いで極めて健全な財政運営をしておったということが言えると思うんであります。それから20年たって,現在こういう借金財政の繰り返しがされ,公債費比率も極めて高い状態にあります。  ついでに監査について言いますが,監査は意見を述べると書いてありますが,意見は非常に少なくて指摘にとどまっておるということであります。47年度の決算書を見ますと,公債費比率が10%を超えるような場合は,地方債の抑制を考慮する必要があると明記されております。3年の公債費比率を15%としていますが,実体的には17%であります。今年の公債費が455億になっておりますが,これを標準財政負担規模で比較しますと,20%を超える状態であります。これは数字の上で明らかなことであります。特にことしと去年,2年間合わして借金額は,去年が545億,ことしが586億,この2年だけで1,131億の借金をしておるわけであります。  こういうふうに見ますと,今日の財政事情が極めて憂慮すべき状態にあるというふうに考えなきゃなりません。そういう意味で委員長報告は甘い。そういうふうに私は思うんであります。  各局の執行状況を見ますと,80%程度の執行率が随所に見られております。これは,マラソンで申しますと,途中で脱落をしたと,最後まで走らなかったということでもあります。そういう意味では仕事をしてないんじゃないか。  生活保護の問題で指摘をしましたら,7,000人の生活保護者に市の職員が116名,1月に直しますと6人担当することになるんです。仕事の内容がいろいろあって複雑になったということもあると思うんでありますが,こういう問題については,やはり定数を見直すという考えがなきゃならぬのじゃないかという指摘をしたんでありますが,まだ問題意識がありません。そういう意味で,この一般会計決算には反対です。  決算2号の住宅資金の貸付特別会計も,貸付金の償還率が54.7%しかされてない。しかも毎年1,000万円以上の滞納者が5年間続いていると。これは何ら改善の方向が確立されてない。行政の怠慢である。  決算6号の市民球場の特別会計については,質疑をようしなかったんでありますが,これは先般の議会で指摘しましたように,広告料の問題がありまして,改善すべき問題だというんで反対です。  西部丘陵都市の問題については,新交通システムの延伸事業ということでありますが,予算が5億で執行が3.3億,これまた49.8%の執行率であります。これまた仕事をしてない。  決算11号,国保の問題は保険料が82%,保険税は12%の納入,収入の未済が28億もあるのは,やっぱり問題じゃないですか。  決算13号,中央市場の食肉市場の貸付金,それが40億予算計上されておりましたが,実際に貸し付けをしましたのは17億しかしてない。これも40%の執行率。いかに計画性がないかということが明らかなことであります。  決算16号の開発事業特別会計は,安佐北区の用地買収が57.1%しかされてないですね。工業団地の買収ですかな,これは。元安川の埋立工事は,国の負担分を市が肩がわりをするということで,既に申し上げたように,これには反対をします。  総括してみると,50%台の執行率が非常に多い。  したがって,いずれもマラソンは途中で放棄したと,こういうことにしかならないと思うんであります。  以上が私の反対理由であります。 ○議長中本弘君) 以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。まず,反対討論のありました決算第1号,第8号,第11号及び第16号を一括採決いたします。  本件は,いずれも委員会報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長中本弘君) 起立多数であります。  よって,本件は,いずれも委員会報告どおり認定されました。  次は,同じく反対討論がありました決算第10号,第12号及び第15号を一括採決いたします。  本件は,いずれも委員会報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長中本弘君) 起立多数であります。  よって,本件は,いずれも委員会報告どおり認定されました。  次は,同じく反対討論のありました決算第2号,第6号及び第13号を一括採決いたします。  本件は,いずれも委員会報告どおり決するに,賛成に諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長中本弘君) 起立多数であります。  よって,本件は,いずれも委員会報告どおり認定されました。  次は,ただいままでに採決した決算を除く他の決算を一括採決いたします。  本件は,いずれも委員会報告どおり決するに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中本弘君) 異議なしと認めます。  よって,本件は,いずれも委員会報告どおり認定することに決しました。  ───────────────────────────────── △日程第6 国際交流推進対策特別委員会中間報告について       (国際交流推進対策特別委員長報告)  ───────────────────────────────── ○議長中本弘君) 次は,日程第6,国際交流推進対策特別委員会中間報告についてを議題にいたします。  国際交流推進対策特別委員会委員長より中間報告の申し出がありますので,これを許します。委員長井上 貞君。           〔58番井上 貞君登壇〕 ◎58番(井上貞君) 国際交流推進対策特別委員会中間報告をさせていただきます。  国際交流推進対策特別委員会においては,国際理解及び国際交流の一層の促進と国際性豊かなまちづくりの推進について,調査研究を重ねているところであります。このたび,その結果の一部について御報告をいたします。  世界は,21世紀を間近に控え,旧ソ連の消滅等目まぐるしく変動しており,新たな国際秩序の構築が求められているとともに,国際的な相互依存関係がますます深まっております。そのような中で,我が国は,国際社会の中心的役割を担うべき立場に置かれているところであります。今や時代の潮流は,国際化の進展に向けて動いており,国対国の交流にとどまらず,都市間の直接交流が盛んに行われているところであります。  本市は,これまで平和交流を中心に国際交流を推進してまいりましたが,国際社会の変動,時代の流れに対応した幅広い国際交流が必要ではないかと考えるところであります。とりわけ2年後には第12回アジア競技大会広島1994を控えており,国際化に対応したまちづくりをより一層推進していくことが急務となっております。  本特別委員会は,平成3年6月20日の本会議において設置されて以来,これまでに先進都市の視察を含め6回の委員会等を開催し,鋭意調査研究を重ねてきたところであります。また,平成4年9月3日の委員会においては,広島市在住の留学生から,広島市の印象,生活上改善してほしい点や要望などについて率直な意見を聞く機会を設け,具体的な示唆を得たところであります。  本特別委員会では,これまでの調査研究の結果に基づき,国際化に対応した広島のまちづくりという点に絞って,次のとおり中間的な報告をとりまとめました。  まず,第1点は,道路・交通に関することであります。 1 広島市在住の外国人及び来広外国人観光客にとって,わかりやすい道路・交通路線図や主要施設案内地図を各国語で作成する工夫などを行うとともに,十分に行き渡るよう発行部数や配布方法についても検討をすること。 1 外国人にとっては,乗り物の行先案内等に苦慮していることから,行先案内表示の方法に十分配慮するとともに,市役所とか病院などローマ字表記では意味が通じないものについては,英語で表記するなど的確な表示に改めること。また施設の案内表示板についても配慮すること。 1 外国人観光客等への乗り物や観光案内等の対応については,関係業界,関係機関と協議・連携を図り,整合性ある施策の展開に努めること。 1 広島市の陸,海,空の玄関である広島駅,広島港,広島空港については,国際化に対応した施設,設備等の整備に万全を期すること。  次は,第2点目であります。  情報の提供に関することであります。 1 外国人に的確な情報の提供ができるよう,パンフレット等の作成に当たっては,数カ国語の表記に努力すること。 1 日本語が容易に学習できる場の提供に努めるとともに,日本文化や習慣の紹介,交通事故・災害時などの相談や,母国の情報入手等が容易にできるインフォメーションセンター等の設置について検討を行うこと。 1 公民館等を中心に,留学生を含めた外国人と市民との交流を一層推進するとともに,交流事業の周知徹底が十分図られるようPRに努力すること。 1 アジアやアフリカ等の理解を一層深めるため,広島市現代美術館等を活用して,アジアなどの芸術・文化の紹介,ふれあいを積極的に行うこと。また,海外交流経験者等の貴重な体験情報の提供,活用等について意を用いること。  第3点目は,住居・宿泊施設に関することであります。 1 外国人を受け入れるホテル等の宿泊施設においては,可能な限り数カ国語を用いた案内表示や非常時あるいは困ったときに対応できる情報サービス等に配慮するとともに,各国の宗教,習慣に対応できる設備の充実にも意を用いるよう関係団体に働きかけること。 1 留学生にとって住宅の確保が問題となっていることから,安価な住宅の提供と市民との交流が容易にできる国際交流会館等の建設について努力すること。  また,広島アジア文化会館などの民間宿泊施設の助成等についても検討すること。
     以上,個々具体的な要望を行ったところでありますが,外国人がどのようなニーズをもっているか十分に把握し切れない状態にあります。  したがって,広島市在住の外国人の意識調査の実施について検討されるよう要望をしておきます。  また,民間団体等においても,盛んに国際交流が行われているところであり,行政としても国際交流の推進が一層促進されるよう,側面からの支援に配慮されるよう要望しておきます。  これをもって,本特別委員会中間報告といたします。 ○議長中本弘君) 以上で中間報告を終わります。  ───────────────────────────────── △日程第7 自第140号議案 平成4年度広島一般会計補正予算(第4号)       至第179号議案 一般職員の給与に関する条例及び企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について  ───────────────────────────────── ○議長中本弘君) 次は,日程第7,第140号議案ないし第179号議案一括議題にいたします。当局の説明を求めます。市長。           〔市長平岡 敬君登壇〕 ◎市長(平岡敬君) 本日は,平成4年第6回広島市議会定例会を招集いたしましたところ,議員の皆様には,お忙しい中をお集まりいただきまして,まことにありがとうございます。  今回の定例会に提案しております議案は,平成4年度広島一般会計補正予算案など40件でありまして,以下,その大要について御説明いたします。  最初に,補正予算案について申し述べます。  まず,本市職員の給与改定に伴う人件費の補正であります。  本年度の職員の給与改定につきましては,去る9月7日本市人事委員会から,2.92%の改定を実施するよう勧告を受け,この勧告に基づき,給料及び諸手当を本年4月1日から引き上げることとし,所要額を追加計上しております。  次は,宇品東保育園整備についてであります。  広島女子大学の校舎等の改築に伴い,同大学敷地の一部であるこばと保育園敷地を広島県に返還することとなったため,本年度末にこばと保育園を廃止することとし,同園児の受け入れ措置として宇品東保育園の保育室等を改修することとしております。  次は,競輪事業についてであります。  アジア競技大会の運営費の一部を助成するため,アジア競技大会協賛競輪を広島競輪場で実施することとしておりますが,その車券を広島競輪場だけでなく,全国17の競輪場でも発売することが決定いたしましたので,開催経費,広島アジア競技大会組織委員会への協賛金等について,所要額を追加計上しております。  次は,JR可部線大町駅,仮称の建設についてであります。  公共交通機関のネットワークの形成を図るため,現在建設中の新交通システムとJR可部線との交差部に新駅を設置することについて,かねてから西日本旅客鉄道株式会社と協議を重ねてまいりましたが,このたび,請願駅として設置することでほぼ協議が整いましたので,これに必要な調査・設計費を計上いたしております。  次に,中央庭球場建設についてでありますが,アジア競技大会のソフトテニスの会場として利用することなどから,中央庭球場を全面改修することとしておりましたが,本年度内に着工できる見通しとなりましたので所要の予算措置を講じるとともに,牛田第二中学校用地の造成費について,債務負担行為の措置を講じております。  また,株式会社広島東洋カープから体育振興資金として寄附がありましたので,その趣旨に沿い,これを体育振興事業団の基金に対して出捐するとともに,一般会計等の平成3年度決算剰余金について,財政調整基金,交通災害共済事業基金及び開発事業基金へそれぞれ積み立てることとしております。  以上の補正措置を講じました結果,今回の補正予算額は,全会計を通じ140億701万円となり,補正後の総予算規模は,8,996億6,907万3,000円となります。  次に,予算以外の議案といたしましては,広島市の休日を定める条例及び職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部改正案など条例案8件,その他の議案22件を提出しております。  以上が,今回提案しました議案の概要であります。  よろしく御審議のほど,お願い申し上げます。 ○議長中本弘君) ただいま上程中の議案に対する質疑は,後日に譲ります。  ─────────────────────────────────             休 会 に つ い て  ───────────────────────────────── ○議長中本弘君) この際,休会についてお諮りいたします。  明日及び明後日は,議案調査研究のため休会にいたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中本弘君) 異議なしと認め,さよう決定いたします。  ─────────────────────────────────            次 会 の 開 議 通 知  ───────────────────────────────── ○議長中本弘君) この際,御通知申し上げます。  11日は,午前10時より議会の会議を開きます。  ─────────────────────────────────            散   会   宣   告  ───────────────────────────────── ○議長中本弘君) 本日は,これをもって散会いたします。御苦労でございました。              午前11時03分散会  ───────────────────────────────── △(参照1)  (写)                                上下水道委第4号                                平成4年11月17日 広島市議会議長  中 本   弘 殿                             上下水道委員長                              碓 井 法 明 印                審 査 報 告 書  本委員会に付託された決算については,審査の結果,下記のとおり決定したので報告する。                    記 ┌──────────────────────────┬──────┐ │      件            名      │ 審査結果 │ ├──────────────────────────┼──────┤ │ 平成3年度広島水道事業決算           │ 認  定 │ ├──────────────────────────┼──────┤ │ 平成3年度広島下水道事業決算          │   〃   │ └──────────────────────────┴──────┘ △(参照2)  (写)                                厚生委第3号                                平成4年10月20日 広島市議会議長  中 本   弘 殿                             厚生委員長                              宗 像 俊 昭 印                審 査 報 告 書  本委員会に付託された決算については,審査の結果,下記のとおり決定したので報告する。                    記 ┌──────────────────────────┬──────┐ │      件            名      │ 審査結果 │ ├──────────────────────────┼──────┤ │ 平成3年度広島社会保険広島市民病院事業決算   │ 認  定 │ ├──────────────────────────┼──────┤ │ 平成3年度広島広島市立安佐市民病院事業決算   │   〃   │ └──────────────────────────┴──────┘ △(参照3)  (写)                                決算特委第1号                                平成4年11月30日
    広島市議会議長  中 本   弘 殿                         決算特別委員会                          委員長 神 明 政 三 印                審 査 報 告 書  本委員会に付託された決算については,審査の結果下記のとおり決定したので報告します。                    記 ┌──────────────────────────┬──────┐ │      件            名      │ 審査結果 │ ├──────────────────────────┼──────┤ │ 平成3年度広島市各会計歳入歳出決算        │      │ │                          │ 認  定 │ │       (自第1号〜至第17号)        │      │ └──────────────────────────┴──────┘ △(参照4)  (写)                                広人委第252号                                平成4年12月7日 広島市議会議長  中 本   弘 殿                         広島人事委員会                          委員長 西 俣 信比古 印              条例案に対する意見について  平成4年12月4日付け広議議第210号で地方公務員法第5条第2項の規定に基づく意見を求められた条例案に対して,下記のとおり意見を申し述べます。                    記 第145号議案 「広島市の休日を定める条例及び職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部改正について」中一般職の職員に関する部分  この条例案は,国及び他の地方公共団体における完全週休2日制の実施状況等を勘案し,完全週休2日制を実施するため,すべての土曜日を職員の勤務を要しない日とする等所要の改正を行おうとするものであり,異議はありません。 第179号議案 「一般職の職員の給与に関する条例及び企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について」(企業職員に関する部分を除く。)  この条例案は,本委員会が行った給与勧告の趣旨に沿って本年度の給与改定を行おうとするものであり,異議はありません。 △(参照5)  平成4年12月8日 各議員 殿                             広島市議会議長                              中 本   弘             請願・陳情の受理について(報告)  下記のとおり請願・陳情を受理し,請願は関係常任委員会に付託したので報告します。                    記 請願 ┌──┬───────────────────┬────┬────┬───┐ │受理│                   │ 受 理 │ 付 託 │付 託│ │  │    件          名   │    │    │   │ │番号│                   │ 年月日 │ 年月日 │委員会│ ├──┼───────────────────┼────┼────┼───┤ │  │                   │    │    │   │ │ 52 │私学助成について           │ 4.12. 3│ 4.12. 3│文 教│ │  │                   │    │    │   │ ├──┼───────────────────┼────┼────┼───┤ │  │高齢者のバス・電車運賃の無料化制度の早│    │    │   │ │ 53 │                   │ 4.12. 7│ 4.12. 7│厚 生│ │  │期実施について            │    │    │   │ └──┴───────────────────┴────┴────┴───┘ 陳情 ┌──┬────────────────────────────┬────┐ │受理│                            │受  理│ │  │       件            名        │    │ │番号│                            │年 月 日│ ├──┼────────────────────────────┼────┤ │  │                            │    │ │ 41 │広島市佐伯区観音台滑谷付近の安全性に係る再調査について │ 4.10.28│ │  │                            │    │ ├──┼────────────────────────────┼────┤ │  │                            │    │ │ 42 │広島市における福祉施策の充実向上について        │ 4.11. 5│ │  │                            │    │ ├──┼────────────────────────────┼────┤ │  │                            │    │ │ 43 │平成5年度「広島市私立学校振興事業」補助金交付について │ 4.11.30│ │  │                            │    │ └──┴────────────────────────────┴────┘  ─────────────────────────────────      議   長   中  本     弘      署 名 者   上  岡     勲      署 名 者   木  島     丘...